練功中のイメージ

気功の練習会でおこなっている、たんとう功。基本の姿勢で立ちながら、いくつかの簡単な動きを入れて15分、慣れてきたら30分ほど立っています。

震法をいれて全身をゆすってみたり、揺法をいれてゆらゆら揺れてみたり。忙しい頭をぼんやりやすめて、動きは身体にまかせて、ゆさゆさ、ゆらゆら。漂うように動いていると、だんだんと内側からふわっとゆるんでいきます。余計な力みや身体のクセ、硬さや詰まりをほどいて、元々のやわらかさを取り戻していく感じ。やわらかくなった身体は気の流れも良くなり、本来備わっている、健やかさに向かうチカラがより発揮されるようになります。

 

この功法は動きだけでも充分に身体の健康、元気のために良いのですが、せっかくなので練習会では、昔から伝わる気功のイメージを入れながらおこなっています。

そしてこのイメージが、気功のたいせつな特徴です。ただ身体を動かすよりも、イメージをともなうことで、気功の体験がより深いものとなっていくのです。

 

そうはいっても!はじめはなかなか、イメージってむずかしいです。頭はあれこれ雑念ばかり。そしてイメージも、ふだんは意識することのない、慣れないものかと思います。

なので、うまくできなくてもぜんぜん大丈夫。「なんかいろいろ言ってるな〜」くらいに思ってなんとなくあたまの片隅で聞きながら、あとはご自分の身体の心地よさにまかせて、動きに没頭してみてくださいね。

おうちで練習するときは、テレビや動画を観ながら、好きな音楽を聴きながら、なるべく楽しい環境で、気負わずゆるゆる続けてみてください。

立つことに慣れてきたり、だんだん練習を繰り返して身体が変化していくうちに、いつしかイメージもしやすくなってきます。そうして気が向いたときには、ぜひ取り入れてみてください。

 

のんびり、進んでいきましょう。

 

 

 

気功練習会*開催しています

6月からあたらしくはじめた、気功の練習会。毎週の開催で、そろそろ2ヶ月が経ちました。いつもご参加いただき、ありがとうございます!

練習会で実践している功法は、ただただ「立つ」という、とてもシンプルな(地味でたいくつな!?)もの。それでも、みなさまそれぞれのペースで続けてくださり、少しづつ変化を感じたこと、気づいたことなどもシェアしてくださり、うれしいかぎりです。

わたしは普段マッサージや気功の施術をしていますが、やはり思うのは、まずは自分で自分を元気にすることができたらな、ということ。そのひとつの方法として、気功をお伝えできればと思っていました。わたし自身も実践者のひとり。体験を共有しながらいっしょに練習していく気持ちで、実施しています。

 

練習会では、「たんとう功」という立禅の功法を中心にお伝えしています。まずは基本の姿勢で立つ、ということに慣れるところから。みんなでのんびり練功をしています。動作も簡単なので、覚えて帰って自宅で練習を続けていただくこともできますし、定期的に練習会に参加して、習慣づけていただくのも良いかと思います。お好きなペースで、練習会の場を利用してみてください。

 

気功は、なにより実践が大切です。実際にやってみて、体感を積み重ねていくなかで、自分のなかに確かな実感をともなっていきます。

元気をはぐくむための、シンプルで奥深い方法です。

 

練習会は、毎週水曜日の10:30-11:30、武蔵新城灯台屋さんにて開催しています。

詳細はこちら → http://r.goope.jp/namihana/free/lesson

9月の後半から、第2、第4土曜日の13:00-14:00にも開催することとなりました。

初回開催は9月26日(土)です。


いつでもお気軽に、ご参加ください。

 

 

 

いぬと気功

気を観ること、そしてバランスを整えること。それは人に対しても、わんちゃん猫ちゃんなどの動物に対しても、同じように観ることができます。

先日、我が家のニコ(もうすぐ9歳のチワワです)に気功をしてみました。

思えば、じっくり気を観る、ということは、どこか調子を崩した様子の時にしかしていませんでした。一昨年ウチに来てから、まだ数えるほどかも。

日ごろからのケアをあらためて見直してみようと思い観てみると、全体的にびりびりざわざわしています。そして上半身に気が上がり、詰まっている様子でした。

とくに肺。そして肝・腎。そのあたりを重点的に、エネルギーを入れて、和らげて、拡げていきます。すーっと通りが良くなり、全体的にも落ち着きがでたところで終了です。

 

中医学の視点からみると、これは「気滞」という状態にも当てはまるかと思います。

目の周りの涙やけの跡がなかなか取れないのも、気が滞って熱がこもってしまっている状態が関係しているようです。以前よりはずいぶん良くなったものの、キレイに取れることはないのかな、とあきらめていたのですが、ケアをしていくことでまだまだ変わっていくことがわかりました。定期的に、続けていこう。

このように、なんらかの症状として不調が顕れるよりも前に、カラダの状態、気の状態はいろいろとサインを送ってくれています。バランスが崩れていたら、整える。崩れたバランスがまだちいさなうちに、ケアすることが大切ですね。

そのためにわたしが今できることは、気を観ること。そしてその気の状態を、調和した状態へと整えること。「気(生命エネルギー)」という観点から、健やかさをサポートしています。必要な時には、どうぞお声がけください。

そしてこれからは、今学んでいる中医学的な視点もさらに深めていきたいと思っています。

精進します。

 

 

 

遠隔でのクラニオセッション

ラニオセイクラルというボディワークをされている方で、いつか施術を受けたいと思っていた方がいます。

対面での施術がむずかしくなった今の状況のなか、その方が遠隔のセッションをはじめたことを知り、すぐにお願いをして先月受ける機会がありました。

いちばんは純粋に、施術を受けたいという気持ち。

それともうひとつ、基本的に身体に触れておこなうボディワークを遠隔でされるということにとても興味を持ったことも、施術を受けるきっかけとなりました。

 

セッションはオンラインで対面することはなく、メールのやりとりをして、あとは静かに横になって時間を過ごすという流れでした。

受けている間は自分の内側の感覚に意識を向けながら、「あぁ、目の奥や顎の緊張が強いな」とか「だんだん左側の詰まりがとれて、流れる感覚があるな」など。とても些細で、見逃してしまうくらいの感覚をひとつひとつ丁寧に拾っていきます。そのうちぼんやりして、顎が緩んで、自分の内側も外側も、とても静かで穏やかな空間に包まれているような居心地の良さを感じて終了となりました。

 

しばらくごろごろしてから起き上がり、日常に戻ります。

するといつもと同じ動作をしているのに、自分のなかに流れる時間のペースがとても落ち着いていることに気づきます。

これはクラニオを受けたときに感じる感覚そのもの(わたしの場合は、です)。

この、静けさにつながる感覚がわたしはとても好きです。

 

対面でできなくなってしまったことも多いけど、遠隔だからこそ距離を気にせず気軽に受けられる良さもあることをあらためて実感しました。

そして「受ける」と意図しさえすれば、日常と地続きの時空間のなかでもしっかりと「自分を感じる時間」として働きかけてくれるのだということも。

 

良い体験でした。

こうして、物理的な距離を超えて繋がることができる機会が増えて、以前とはまた違った拡がりを感じることの多い今日このごろです。

 

 

 

節目のときに

このところ、日を追うごとに深まっていく心境の変化。

 

なにか大事な節目のような気がして、今日は灯台屋店主のまるおかさんにセッションをお願いしました。

 

自分の奥から衝動のように強く沸いてくる想いと、これまでのこと、今後のこと。

さまざまな視点からのフィードバックをもらいながらお話ししていると、今感じていることや進む方向に、より確信を持つことができました。

あとからメモを振り返ってみると、今後の指針となるキーワードもたくさんありました。迷ったとき、悩んだときには見返して、前に進むチカラにしていこう。

 

こんな場なので…ときにはぐずぐずした弱音もだだ漏れながら話を聞いてもらったのですが。

そんな弱気なことばを語っている自分と同時に、もうひとりの自分が「もうそれ聞き飽きた!耳タコ!!」と内側から叫んでいるのも感じていました。

ぐるぐるとはまり込む思考の癖に、自分自身が心底うんざりしていることにも気付きます。

もう必要のない思考パターン、いつまでも大事に抱え込むことはないですね。行動することで、書き換えていこうとおもいます。

 

セッションを受けて感じたのは、言葉にすることで意識がより具体的になり、余計な迷いが削ぎ落とされて、やるべきことが明確となること。肚落ちして、覚悟が決まる。

そしてニュートラルな立場で話を聞いてもらえることの安心感と心強さ。

星(占星術)の視点からのアドバイスも、納得感が深まります。

 

手探り状態のなかで観ていたものがすっきりと整理されたことが嬉しくて。

おもわず美味しいおやつを買い、コーヒーを入れて、満たされた気持ちに拍車をかける(!)

 

受けてよかった。

これからも、ぼちぼちやっていきます♪

 

 

 

遠隔気功療法 * 施術のご紹介

先日、友人に遠隔の気功療法をする機会がありました。

本人の了承もいただいたので、その様子をすこし書いてみたいと思います。

何事もそうですけれど、起こることはひとそれぞれ。気の質、状態も個人差が大きいですし、同じ方でも毎回様子は違ってきます。

あくまでもひとつの例として、「気功って、いったいどんなことをしているんだろう?」ということへの参考になればと、ご紹介します。

 

* * *

 

今回ははじめに、背骨の経絡・ツボを観ながら調整をしていきました。

背骨に沿って通っている「膀胱系」の経絡には、内臓の大事なツボが並んでいます。肺兪・心兪・肝兪…と順々にツボの様子を観ながら、気の不足しているところ、過剰なところ、詰まっているところ、などがあれば、調整していきます。

友人の場合は、胃のツボがとても弱い感じがあったので、気を入れて満たしていきました。また、心・肺が詰まっていたので柔らかく広げていきました。

全体的にアンバランスが調整されて経絡の流れが良くなったところで終了です。

 

次に、「腰を痛めていて、病院で軽いヘルニアと言われた」とのことで、腰椎を観ていきました。

尾骨・仙骨を通り、腰椎の第5〜第1まで、それぞれの骨に気を入れながら、スペースを広げていきます。

第5と第4の間、第4と第3の間…と順番に観ていくと、第3と第2の間が特に硬くこわばっていました。ゆっくりと気を入れながら、硬さを和らげていきます。なかなか動きがないため時間をかけていくと、しばらくしてその塊が一気に解け、内側に詰まっていたものが大量に抜けていきました。

どんどん出てくる詰まりが出切ったあたりでふっとゆるんで軽くなり、ちょうど時間もきたところで終了としました。

 

* * *

 

今回の療法はこのような感じです。

 

腰の詰まりがあまりに重かったので、もしかしたら好転反応が出るのではないかと思い、伝えました。腰の痛みが一時的に強く出るかもしれないこと、よくお水を飲んで、ゆっくり身体をやすめてね、と。

友人はとくに、なにかしら身体のケアを受けると好転反応がでやすいようで、よくわかっているようでした。(好転反応については、またあらためて書こうと思います。)

 

そしてその後の友人からの報告です。

 

やはり、腰の痛みが強くでたとのこと。本人も、受けているときの様子でそうとう溜まっていることを感じていたので覚悟していた、とのことでした。

翌日には痛みや重さが取れて、だいぶ楽になってきたそうです。

また、息をしやすくなった、とも言っていました。

身体のこと、もっと気をつけていこう、とも。

 

* * *

 

このように、気功療法では直接身体に触れないですが、肉体よりも奥、繊細で目には見えないけれど誰もが持っていて、それによって生かされている気(生命エネルギー)の領域に働きかけていきます。

気の方向性が変わると、やがて肉体にもそのようにあらわれてきます。

その方の身体の状態によって変化への期間もさまざまですが、もしもお悩みのことがありましたら、気の観点からのアプローチもひとつのよい方法となるかもしれません。

 

 

 

香りのちから

以前、クロアチアのお土産にと母からもらっていた精油を思いだし、ようやくキャップを開けてみました。

ラベンダーとローズマリー精油クロアチアはラベンダーが有名なのですね)。

あまりあれこれ使いこなすタイプではないので、ときたま使っている精油がなくなってから開けようと、置いておいたのでした。

 

キャップを開けると、とてもパワフルでいい香りにおどろきました。

その場の空気がパッと変わり、自分のなかにも、すーっと澄んだ空気が入り込む。

 

家にこもっている毎日で、気をつけてはいても知らず知らずのうちに、空気が重くなってしまいます。

 

こまめに換気をしたり身体を動かしたりするのも大事。そして香りのちからもまた、気持ちを切り替えるのにとても良いですね。

 

心も身体も凝り固まらないように、息が詰まらないように。

より一層、工夫をする日々です。