夢のはなし

 

「あなたは、うすいものの中に、存在していくんですよ」

 

これは、昨日観た夢の中で、おじいさんのような人がわたしに言った言葉。

あぁ、そうなのか。そういうことか。と、妙に深く納得しました。

 

うすい、というのは厚みのことのようです。

同時にみえた映像では、紙の断面のような、普通だったら些細すぎて誰も気付かない、見過ごしてしまうほどの薄い隙間が、空間に漂っていました。その細い隙間から中を覗くと、奥には果てしなく広く、明るい世界が広がっているのでした。

 

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昨年の秋ごろから、灯台屋の店主まるおかさんの、夢セッションのモニターを受けさせていただいています。全6回のセッションは、先日5回目が終わったところ。

 

夢セッション、わたしにとってはとても面白く、気付きと変化の連続でした。

セッションを通して夢を読み解きながら気付いたことは、現実の世界でもすぐに反応が返ってきます。そして、ひとつのセッションが終わるたびに夢のフェーズが変わり、また新しいテーマが立ち現れてきます。

回を重ねるごとに、過去のこと、未来のこと、意識と無意識が全体性をもって繋がって、見晴らしがますます良くなったように感じています。そうすると、今の自分の輪郭も、より良くわかりますね。

 

意識の領域ももちろんですが、具体的な現実の景色も、振り返ってみると、ずいぶん変わりました。大きくは、家庭内の環境整備がぐんぐん進んだかな。土台が整いつつある感覚があります。

 

いよいよセッションも残り1回。

冒頭の言葉が、その後もじわじわと響いています。在り方として、とても大事なことを含んでいるのだと思います。

次回もたのしみです。